【赤ちゃん返りの対応方法】赤ちゃん返りは成長の証

赤ちゃん返り、経験したことありますか?

ほとんどの方が経験しているのではないでしょうか。

いつまで続くんだろう。

どう接していけば良いんだろう、、、。

毎日イライラしてしまう。

辛いですよね(´;ω;`)

でも、子どもの気持ちを理解できれば、赤ちゃん返りという行動が愛おしく思えてくるのではないでしょうか。

この時期に十分甘えさせてあげることが、子どもの自立につながります。

では実際どうしていけばよいか詳しくお話します。

①赤ちゃん返りってなに?

②赤ちゃん返りの行動

③赤ちゃん返りの原因

④赤ちゃん返りの対応

⑤まとめ

①赤ちゃん返りってなに?

赤ちゃん返りとは、ある程度色々なことができるようになった子どもが、まるで赤ちゃんに戻ったような振る舞いをすることを言います。


特に、下の子が産まれたばかりの上の子に起こりやすいと言われていますが、一人っ子でも、環境が変わったときに起こることもあります。

赤ちゃん返りは、むしろ当然であることで、これは「赤ちゃんより、自分を見て」という気持ちがストレートに出せているので、親は安心しても良いです。

②赤ちゃん返りの行動

◎甘えてくる
◎できていたことをやらない
◎わがままになる
 要求・主張が増える
◎夜泣きする
◎反抗的になる

◎甘えてくる

・ベタベタくっついてきて離れない
・抱っこをせがむ
・おっぱいを欲しがる

◎以前できていたことをやらない

・オムツがとれていたのに、
 おもらししてしまう
・着替えや食事を「やって〜」と言う
・歩けるのにベビーカーに乗りたがる

◎わがままになる
  要求・主張が増える

・「あれがほしい」「これしたい」が増える
・「聞いて」「こっち見て」と主張する

◎夜泣きする

・寝かしつけに時間がかかる
・夜中に泣き出し、泣き止まない
・おねしょをする

5 反抗的になる

・叩いたり、物を投げたり
 乱暴な行動を取る
・怒りっぽくなる
・下の子をいじめる

③赤ちゃん返りの原因

◎愛情を独り占めしたい
◎注目や関心を取り戻したい
◎環境の変化

◎愛情を独り占めしたい

・もっとママに甘えたい
・自分にかまってほしい

◎注目や関心を取り戻したい

・自分に向けられていた関心が失われたと、寂しい気持ち

◎環境の変化

・下の子が生まれた
・引っ越し
・入園、進学

④赤ちゃん返りの対応

◎怒らない
◎子どもの要求にできるだけ応える
◎スキンシップを増やす
◎年齢が下だと思って接する
◎上の子と二人の時間を過ごす
◎下の子のお世話に参加してもらう
◎周囲に助けてもらう
◎ママのストレス解消の時間を作る

◎怒らない

・困らせようとしているわけではなく、自分に目を向けてほしいという子供の気持ちを理解する
・「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」は逆効果

◎子どもの要求にできるだけ応える

・「忙しいから」「自分でできるでしょ」と突き放さない
・甘えてきた時は可能な限り抱っこする
・要求に応えることで、子どもの気持ちが満たされる
・お菓子やおもちゃんどの物の与え過ぎは、気持ちは満たされない

◎スキンシップを増やす

・愛情を感じるにはスキンシップが1番
・スキンシップによりオキシトシンという「幸せホルモン」が分泌され双方が幸せになる


◎年齢が下だと思って接する

・実年齢より2歳位下だと思って接することで「もう○歳なのに!」という気持ちが解消される

◎上の子と二人の時間を過ごす

・子どもと二人で外出する
・下の子が寝ているときに時間を作る
・上の子が赤ちゃんの時の写真や思い出話をすると大事にされていると思える

◎下の子のお世話に参加してもらう

・オムツを持ってきてもらうなど簡単なお手伝いをしてもらい、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える
・赤ちゃんにはお世話が必要だと理解できる
・お兄ちゃん、お姉ちゃんの自覚が芽生える

◎周囲に助けてもらう

・下の子のお世話や家事のお手伝いをお願いする
・パパ、祖父母に協力してもらう
・地域のファミリーサポート、ベビーシッターの利用

◎ママのストレス解消の時間を作る

・ママが好きなことをする
・少しでも自分の時間を作る
・ママのストレスは子どもに伝わり悪循環

まとめ

子どもは、「甘え」と「自立」を何度も繰り返しながら成長していくと言われています。

赤ちゃん返りは、ママの愛情が自分に向かなくなるのではないかという不安のサインです。

この大事な時期に子どもは甘えを受け入れてもらうことで何ができても、できなくても、自分は自分でいいんだ」という、自己肯定感を育みます。

ママはいつもそばにいてくれる」
「大丈夫」

子どもがそう感じられるまで、気長に付き合っていきましょう。