【甘やかす親の特徴】その甘やかしが子どもをダメにする

うちの子こんなに甘えてて大丈夫かな?
どうしてこんなに甘えてくるの?

子育て中は、こんな悩みも出てきますよね。


忙しい時に「抱っこして〜」とか、できることを「お母さんがやって〜」とか言われると、「いつまでも甘えないの」「自分でできるでしょ」なんて突き放してしまいますよね。

私もそうです。うちの娘は「抱っこ魔」なので本当に毎日クタクタです。
朝から「抱っこ〜」に始まり「抱っこ〜」で終わります。

でもここで突き返すのではなく、子どもの気持ちを受け止め、なるべく応えて上げることで、安心し満足し自立した子どもに成長します。

では詳しくお話していきます(^o^)

①「甘えさせる」と自立した子どもになる
②「甘えさせる」と「甘やかす」はどう違うの?
③甘えさせる時のコツ
④まとめ

①「甘えさせる」と自立した子どもになる

子どもの成長にとって甘えは必要なことです。


子どもは、親に甘え、受け入れてもらうことで愛されていることを実感し、「自分は大切な存在なのだ」ということを理解します。


子どもが愛情を求めているときは、思いきり甘えさせて愛を伝えることが大切です。

自分は愛されているとわかると、自信をもってさまざまなことに挑戦したり、良い人間関係を築けます。

甘えられる場所や安心できる場所があるからこそ、「失敗しても大丈夫」という気持ちを強くもって行動できるのです。

②「甘えさせる」と「甘やかす」はどう違うの?

では甘えさせることと甘やかすことはどう違うのでしょうか?

甘えさせる」ということは子どもの精神的欲求を満たしてあげることです。

・「抱っこして〜」と言う。
・「できない。やって。」とできることをやってほしいという。
・「話きいて」と自分に注目してほしいことを伝えてくる。


これらのことを受け入れることで、甘えて良いんだ、助けてもらえるんだという安心感を持ちます。

そして人を信じる力も強くなり、相手に対して思いやることもできます。

「甘えさせる」ことは、子どもが強く生きていくための力や、良い人間関係を構築する基礎を育みます。


「甘やかす」ということは子どもの物理的欲求を満たしてあげることです。

・要求されるがままにおもちゃを買い与える。
・靴を履ける年齢なのに親が履かせる。
・子どもが失敗しないように何でも先回りする。


いつも要求を受け入れていると、言えば何でも買ってもらえる、自分でやらなくても手伝ってもらえると思ってしまいます。

自分で行動する楽しさや、苦労しながらも成功するうれしさを奪ってしまいます。

子どもの成長のためには、我慢させることや苦労させることも必要です。

③甘えさせる時のコツ

・子どもの精神的要求を受け入れる。
・要求に答えられない時でも、子どもの思いをまず認めてからできない理由を伝える。

「抱っこして〜」「できないからやって〜」などの精神的欲求は、突き放さずに受け入れましょう。

「今忙しいから後で」とか「もう○歳なんだからできるでしょ」とついつい言ってしまいますよね。

でもそうすると子どもの心の中はそうなるでしょうか。

「自分のことが大事じゃないんだ」とか「頼っちゃダメなんだ」と思ってしまいます。


満たされていませんよね。満たされないと行動はもっとエスカレートします。

でも、いつでも子どもの要求に応えられないですよね。

そんな時こそまず、気持ちに寄り添いましょう。

「そうなんだ。抱っこしてほしいんだね」とか「手伝ってほしいんだね」と伝えてみて下さい。


私も、娘には伝えるようにしていますが、(毎回できない💦)伝えても、ギャアギャア言うときもあります。

でも、伝わった時はいつもより気持ちが落ち着くのも早いです。

④まとめ

甘えさせることで、安心でき、自信をもってまた前に進めます。

これは大人にも言えますよね。
自分を受け入れてもらい、愛されていると実感できるってとても大切ですよね。

子どもが精神的欲求を求めてきたら、突き放すのではなく、気持ちに寄り添い受け入れましょう。
子どもの心を満たすことが自立への近道です。

「抱っこして〜」なんて言うのがあと何年続くのだろうと思うと、求めるだけしてあげたいですね。