こんにちは、なみです。
親は子どもに対して
優しい大人になってほしいな。
お金持ちになってほしいな。
など、子どもにどんなふうに成長してほしいか思い描きますよね。
でも、一番は「幸せな人生を送ってほしい」
これに尽きるのではないでしょうか。
では、幸せな人生を送るためにはどうしたらいいのでしょうか。
幸せな人生を送るために必要なことの1つに、「自分の才能を発揮する事」があります。
子どもの才能を見つけられて、それを伸ばしていけたらどんなに素敵なんだろうと思いますよね。
子どもの才能を見つけて、伸ばして行くために私達大人ができることがあります。
それは、乳幼児期からいろいろな遊びを経験するということです。
それではくわしくお話していきますね\(^o^)/
①才能を発揮するために必要なこと
②9つの知能とは
③脳を使った遊び
④まとめ
①才能を発揮するために必要なこと
すべての子どもは、才能を持って生まれてきます。
そしてその才能を発揮するためには、自分の好きなことを見つけ、好きなことに磨きをかけることです。
つまり大人は、子どものやりたい気持ちを尊重し、いろいろな体験をさせてあげる環境を提供することが大切です。
②9つの知能とは
ハーバード大学教授のハワード・ガードナー氏による、「人間は誰しも複数(現在は8つ)の知能を持っている」という多重知能理論があります。
人間の知能は多様で、人それぞれに得意なことがあるという考え方です。IQテストでは測れない「知能を見える化」したものです。
9つの知能とは、多重知能理論(8つの知能)に「モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」という本の著者がアレンジしたものです。
知能のバランスは人それぞれ異なります。
人がすんなりできていることも、自分には難しくてできないことや、その逆もありますよね。
どうしてこのような違いが起きてくるのでしょうか?
それには今までの体験や環境の影響が大きく関係してきます。
つまり、その知能を使った経験がないということはその知能を伸ばすことができません。
ですから、乳幼児期に9つの知能をバランス良く育てることが大切になります。
そうすることで子どもは、3~4歳ごろに自ら得意なことや好きなことを見つけて、その知能を存分に発揮するようになります。
9つの知能
1 言葉⇒「話し言葉」や「書き言葉」
を効果的に使いこなす能力
2 数 ⇒計算や暗算をしたり問題を
論理的に分析したりする能力
3 絵 ⇒物体がある場所・向き・
大きさ・姿勢・形・速さ・
物体どうしの位置関係などを
すばやく正確に認知する能力
(空間認識力)
4 体 ⇒体全体や体の一部位を、問題
解決や創造のために使う能力
5 音楽⇒音楽の種類やリズム、音程
などを識別する能力
6 人 ⇒他人の感情や意図、動機、
要求を理解して他人とうまく
やっていく能力
7 自分⇒自分自身の長所や短所を理解
した上で目標達成や動機づけ
などを自律的に行う能力
8 自然⇒自然や人工物の種類を識別
する能力
9 感覚⇒五感を駆使して様々な情報を
敏感に受け取れる能力
1 言葉
コミュニケーション能力が高くなります。
2 数
論理的に物事を考えることができます。
3 絵
創造力や発想力が高くなります。
4 体
どんなスポーツでも短時間で習得し、そつなくこなすことができます。
5 音楽
作曲や演奏が得意だったり、「聞く力」向上するため言葉を使う能力も高くなります。
6 人
コミュニケーション力が高く、他者とも良好な関係を築く事ができます。
7 自分
自分の気持をきちんと表現でき、他人の気持ちも汲み取ることができます。
8 自然
感受性が豊かになります。
9 感覚
卓越したセンスが身につきます。
③脳を使った遊び
それぞれの知能を育てるための遊びはどんな物があるのでしょうか。
普段行っている遊びも、「今はこの知能を育てているんだ〜」とか「この遊びはこの知能を育てていたんんだ」と知ることで、子どもの見方や関わり方がかわってくるはずです。
1 言葉
・オノマトペ(擬音語・擬態語)遊び
⇒日常生活をオノマトペで表します。
例)ふりかけをかける時「パッパッパッ」、砂場で遊んでいる時、「サラサラサラ〜」など。
1歳の息子はオノマトペが大好きで、身体を揺らしてリズムをとったり、真似して同じ言葉を言ってきます。
・絵本に出てくるものと、家にあるものを一致させる遊び
⇒絵本の1ページに出てくる物・色・形で同じものを家の中から探します。
3歳の娘は、同じおもちゃがあると、「これ家にあるのと同じ」と楽しそうです。
2 数
・身の回りのもので数遊び
例)・お菓子を買う時、「3こ選んでね」。
1歳くらいだと、お菓子を食べる時
「1こどうぞ」と渡すなど。
・ゴミ捨てに行くときに
「何個持ってくれる?」と
聞いてゴミ捨てに行く。
・お買い物ごっこで
「豆を5個ください」など。
日常生活の中に意識すれば数を取り入れることは容易にできますね。
3 絵
・色水実験
⇒絵の具や食紅などのいろんな色を混ぜて、どんな色ができるか楽しむ。
娘は、当初これにハマり、毎日のように遊んでいました。
ときには絵の具でそのまま絵を描いたり、ジュース屋さんになったりしていました。
・見たて遊び
⇒毛糸をうどんに見立てたり、おはじきをお金に見立てて楽しむ。
子どもの発想力や創造力は大人では思いつきません。
4 体
・雑巾がけ
⇒腕の支持力や脚力をつけるのにとても良い遊び。
私は子どもと、雑巾をもたずに雑巾がけの姿勢で、家の中を追いかけっこしています。結構しんどいです。
・ボタンかけ
・折り紙
⇒これらも、体の知能です。
娘は、凹凸があうふたつ一組みで使用するスナップボタンにハマっています。折り紙はまだあまりやりたがりません。
5 音楽
・何でも楽器遊び
⇒ペットボトルにビースやお米を入れてマラカスにしたり、お菓子などの空き缶を叩いたり、手作りの楽器を鳴らして楽しむ。
息子は特に音のなるものが大好きで、ラムネの入った筒のケースを振って音を楽しんだり、ビーズの入ったケースを鳴らすことが好きです。
6 人
・おうちのお手伝い
⇒洗濯物を畳んだり、料理のお手伝いなど家族の中の役割を感じることで自分の人の役に立つ存在だと気づく。
娘は、幼稚園に行くようになったからお手伝いをしたいと毎日言うようになりました。
実際は、その時になるとやらないことが多いですが(笑)人の役に立ちたいという気持ちが芽生え始めているなと感じます。
・お買い物ごっこ
⇒お店屋さんと買い物する人を決めて遊び、人との関わり方などを学ぶ。
7 自分
・粘土遊び、泥遊び、水遊び
⇒無心に作業する時間は、自分の心の中を見つめ、何をどう思いどう感じたかを深く考える時間になる。
子どもは粘土や砂場が大好きですよね。
泥汚れってこすらないと落ちないから、毎日お風呂場でゴシゴシしています。
8 自然
・落ち葉遊び、星や月の観察
⇒自然を五感で楽しみ、じっくり観察することで、多くを発見し刺激を受けます。
その体験を積み重ねることで「感じる心が」磨かれます。
秋には子どもたちと落ち葉の上に座って落ち葉の音や感触を楽しみました。こどもたちは寝そべっていました(笑)
娘は月が大好きで、夏はお月さまを見るために短い時間で散歩をしていました。ちなみに昼間も月を探します。
9 感覚
・目隠しをしていろいろなものの匂いを嗅いだり、いろいろなものをケースに入れてどんな音が鳴るか楽しむ。
⇒五感で多くのことを体験することで、表現力が豊かになります。
④まとめ
おもちゃで遊ぶ以外にも、日常の中で遊びになることがいくつも転がっています。
また、一つの道具からいろんな遊び方ができたりします。
子どもの興味に合わせて大人も工夫して提供できると遊びの幅が広がります。
また9つの知能を知ることで、子どもの得意なものが見つけられます。
得意なものを見つけそれを伸ばしていくことが今後の人生を生き抜いていく力になリます。
それを見つけるためにいろいろなことをやらせて、子どもの得意を見つけ、才能を伸ばしていきましょう。