子どもが何かに取り組んでいるとき
「できな〜い」とか「ママやって〜」とか泣いたり怒ったりすることってよくありますよね。
そんなとき、あなたはどんな対応をしていますか?
・代りにやってあげちゃう
・「できないならやらなくていいの」と言う
・「何でこんなことができないの」って言う
私は、忙しい時や面倒な時はやってしまうことが多いですね。
でもそんな時、ちょっと子どもの気持ちになって考えて下さい。
・ママがやってくれるからいいや
・自分でやりたかったのに
・こんなことができないなんてダメな子なんだ
という気持ちになりますよね
これではいつまでたっても、子どもが自分でできるようにならないし、やりたい気持ちが持てません。
子どもの意欲を引き出す方法は、子どもの「やりたい」「できた」を増やしてあげることです。
それには、子どもが頑張ってもできないところは「大人がお手本を見せる」ことが必要です。
ではくわしくお話していきますね
\(^o^)/
①大人がお手本を見せる
②子どもは動きながら学ぶ
③お手本を見せるポイント
④まとめ
①大人がお手本を見せる
子どもがやりたいと思ったことが、うまくできない時はできるようになるチャンスです。
子どもは「ひとりでやりたい」「できるようになりたい」と思っています。
その機会を大人が奪うのではなく、お手本を見せることが必要です。
②子どもは動きながら学ぶ
子どもにやり方を伝える時は、言葉だけでは伝わりません。
子どもは動きながら学んでいきます。
なので、やり方を伝えるときには、大人が「やって見せる」ことが大切です。
子どもは何でも大人のマネをする時期なので、これを利用しない手はないです。
片付けでも、着替えでもなんでもそうですが、「子どもがやってみたい」と思わせることが大切です。
怒りながら、文句を言いながらやっている姿をみても、子どもがやりたいとは思いませんよね。
まずは大人が楽しくやってみせましょう。
③お手本を見せるポイント
見せる時のポイント
☆子どもの利き手側、横に並びなど子どもが見えやすい位置で見せる
☆伝えたいことを1つにしぼる
☆動作と言葉は別で伝える
☆いつもより8倍ゆっくりやる
☆訂正しない
☆子どもの利き手側、横に並びなど子どもが見えやすい位置で見せる
右利きの場合は子どもの右側に、大人が座ってやってみせます。
対面や利き手側ではないほうだと見え方が違ってきます。
☆伝えたいことを1つにしぼる
いくつもいっぺんにできません。
まずは「洗濯物を干す」なら洗濯ばさみで「挟む」ところだけ、「お茶を注ぐ」なら「注ぐ」ところだけ、やってもらうようにします。
☆動作と言葉は別で伝える
口で説明しながら動きを見せると子どもは集中できません。
子どもは、聴覚と視覚など同時に働かせるのが難しいです。
「やってみるから見ていてね」と伝え、まずは動きを見せます。
そのあと言葉を加えたり、見せながら言葉で伝えます。
☆いつもより8倍ゆっくりやる
どのように指をかけ持ち上げるのか、反対側の手の動きはどうなっているのかなど、動作を「はっきり」「わかりやすく」「ゆっくり」見せます。
☆訂正しない
子どもはすぐに大人と同じようにはできません。繰り返しやってみることで自分のものにしていきます。
できない時はもう一度動きを見せます。
できた時は「できたね」と共感することで、自信がつきます。
④まとめ
子どもが「やりたい」と思うには、
「大人が楽しそうにやってみせる」
ことです。
私がついつい怒りがちなので、常に意識することが必要です。
子どもには効果てきめんです。
どうしても、できなくて癇癪を起こす時は、無理に実行するのは止めましょう。
子どもがまたやりたいと思うまでまったり、時間をおいて声をかけましょう。
昨日、100均で買ってきたストローつきのグラスでおもちゃを用意したら、息子が集中して遊んでくれました。
くわしくはギャラリールームへどうぞ。
やり方を見せるときも、息を飲むほどの集中力で見てくれてこっちが驚きました。
うまくできない時に怒る姿もまたカワイイ٩(๑´3`๑)۶
最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。